ユネスコ無形文化遺産「和食」

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皆さん「和食」と聞くと、何を想像しますか?
天ぷら?寿司?そば?…色々ありますよね。
今回、ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」は、こうした個々の料理を全て含んだ「日本の食文化」の総称を「和食」と言います。

和食の基本的なスタイルは「一汁一菜」です。
「一汁三菜」とは、「汁物が1品とおかずが3品」。
要するに和食は、「主食+汁物+主菜1+副菜2」で構成されているのです。
ですから、ワンプレート料理の習慣がある海外の人から見ると、小皿が沢山並んでいるだけでも驚くかもしれませんね。

こうした食事のスタイルは、平安時代には既に形成されていたことが分かっています。
約1000年もの間、日本の食文化として自然に受け継がれてきたんですね。
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では、「和食」という「日本の食文化」はなぜ人気となったのでしょうか。
世界遺産に登録されたポイントは4つあります。

1 見た目の美しさ
ちょっとした小皿の料理でも彩りに気を使ったり、食材に綺麗な飾り包丁を入れたりします。
また、季節に合わせた器や、お客さんをもてなすために、部屋を用意したりします。
こうした「おもてなしの心」も和食の文化的な要素となっているのです。

2 食材
北から南まで長く、春夏秋冬がある日本列島は、自然の変化に富み、季節ごとに新鮮な食材を揃えられる環境があります。
そして、食材の良さを最大限に発揮できるよう、出汁や醤油、味噌などで調理するのです。

3 栄養のゴールデンバランス
良質なタンパク質である魚をおかずの中心にし、芋や野菜も適度に食べることで、栄養のバランスが整った食事になります。
海外で和食ブームが起こったのも、ヘルシーでダイエットに最適だったからなんですね。
また、ダイエットだけでなく、健康的な食事としても人気が高く、動物性の脂をあまり摂取しないことが長寿に繋がると言われています。

4 年中行事との密接な関係
例えばお正月。
餅をつき、お雑煮を作り、美しく盛り付けられたおせちを食べます。
おせちの中の食材1つ1つに深い意味も込められているんですよ!
その他にも数ある日本の年中行事は、食との関係が深く、自然や想いを尊重する日本人独特の精神が表れています。
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こうした食文化が世代を超えて受け継がれ、地域によって様々な特徴を持ちながら、コミュニティーを強めていることが、世界的な文化の1つとして認められたんですね。
日本の味は「母の味」。
各家庭で受け継がれた味そのものが日本の食文化なのです。

そして今、和食レストランが世界中に急増しています。
私生活で和食を食べている海外セレブの名前を並べたらキリがないほどですよね!
「和食」には、高級なレストランから身近なローカルフードまで、様々なタイプの料理があり、どれもとっても美味しいんですよ!
美味しくて健康的でヘルシー!
まさに、日本が世界に誇る文化です。

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