和太鼓のパワフルな演奏は圧巻!日本で一番ポピュラーな楽器って?

数ある和楽器の中でも、海外でダントツに人気なのが和太鼓(わだいこ)です。日本の和太鼓パフォーマンス集団が海外公演を行い大成功を収め、「素晴らしい!」と大絶賛されました。
和太鼓とは、打楽器の一つで、日本の太鼓の総称です。お祭りや伝統芸能、神社などで行われる儀式などで使われます。木でできた胴(どう)に皮を張り、それを振動させて音を出します。ばちで叩くものを太鼓と呼び、手で叩くものは鼓(つづみ)と呼びます。
今から3,000年以上前の縄文時代には、情報伝達の手段として使われていたとされているほど、和太鼓の歴史は古いです。

和太鼓は大きく分けて三種類あります。
和太鼓といわれて真っ先に思い浮かべるのが、長胴太鼓(ながどうだいこ)または宮太鼓(みやだいこ)。お祭りや盆踊りでよく見られる一番ポピュラーな太鼓です。30センチに満たない小さなものから、90センチを超える巨大なものまであります。
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鉄の輪に皮を張り、桶でできた胴にあてて紐でチューニングする桶胴太鼓(おけどうだいこ)。これは長胴太鼓に比べて軽く、大小様々なサイズが揃えられることから、ドラムセットの様に使われることが多いです。また、サイズが小さいものに帯をつけて肩から提げて演奏するスタイルもあります。自由に動き回れるため、演奏に踊りを取り入れることができます。
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能や歌舞伎、民謡などの伝統芸能で多く使われる太鼓が、附締太鼓(つけしめだいこ)。桶胴太鼓に似ていますが、こちらの方が皮を厚く張っているので高音がよくでるようになっていて、舞台で音が綺麗に鳴り響きます。
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このように和太鼓といっても様々なシーンに合わせて、形の違う太鼓が使われるのです。それでは最後に、実際に和太鼓のパフォーマンスを見てみましょう!

Photo by photo-D7100, acwork, 556km

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