瓦はカッコイイ!!重厚な存在感で家を守る。

古くから日本人に愛されている日本家屋の瓦屋根。
他の国でも瓦の文化がありますが、地震や台風などの気候が荒い日本では、
丈夫で耐久性に優れた瓦を造る必要があったのです。
日本家屋がカッコイイと言う観光客も多いんですよ!
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日本の瓦には長い歴史があります。
1420年前に仏教と共に中国から伝わった瓦は、
奈良県にある飛鳥寺で初めて使用されたと言われています。
江戸時代中期までは、寺社や仏閣で使用されていましたが、
江戸時代後期になると、防火の目的として民家の屋根にも使われるようになり、
現在でも使っているような安値の瓦が誕生していきます。

そして、明治以降には洋風建築が日本に入ってきます。
洋風建築の屋根に、日本瓦を使用することで、全国に瓦文化が広まっていったのです。
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日本の瓦は、他の国の瓦よりも重く丈夫に作られていることが特徴です。
防火、耐熱効果があり、雨を防ぐことにも長けています。
そして、日本は台風や地震の多い国なので、他の国の瓦よりも重くなっているのです。
現在では、大量生産された安値の瓦を使う住宅が増えてきていますが、
伝統的な和風住宅や寺社仏閣などには、従来の伝統的な瓦を使用しています。
これらは非常に重量感があり、見栄えも良く、格段に存在感があります。
江戸時代の商人たちは、住宅に立派な瓦を使うことで財力を誇っていたんですよ!
また、日本の瓦は耐久性にも優れており、
東大寺法華道では1200年前に製造された瓦が現在でも使われています。
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美しい日本の風景には、瓦屋根の家がありますよね。
古くから日本人に愛され、今もなお使い続けられている瓦は、
日本家屋には欠かせないアイテムの1つと言えるでしょう。
カッコイイですよ!

Photo by 株式会社長谷川、西堀瓦店、水戸市、リコハウス

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