日本版オセロ「囲碁」とはどんな遊び??

外国には「オセロ」という遊びがありますが、それと似たゲームが日本にもあります。それは「囲碁」(いご)と呼ばれるゲームで、オセロのように白と黒の碁を使って進めていきます。

囲碁とは四角い基板上で、黒と白の石を並べてゲームを行っていくものです。プロ同士のゲームだと、縦横各19のマス目がある19路盤を使用します。短時間で勝負のつくゲームを行う場合、9路盤や13路盤で行われる事もあります。ゲーム(対局)は何もない基盤からスタートします。

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囲碁は簡単に言えば、白と黒が地の大小を争うゲームです。実際、戦争の領土奪い合いと囲碁には、著しい類似性があります。石を兵力に例えると分かりやすいでしょう。

黒と白の石が、できるだけ効率良く配置していき、相手が地を広げにくくし、自分は大きな地を確保していこうとするのが目的です。

ポイントは、石の死活です。相手の石を囲むと、それを捕虜(「ハマ」とも言います)として取り上げる事ができます。逆に相手が囲おうとしているところに石を突入させて生きてしまえば、それは自分の地となります。

相手が地だと思って囲っている壁の一部を、国境を侵害するように切り取ってしまえば、地はそれだけ減ってしまいます。
このように、大まかに囲っている地域(「模様」と言います)と最終的な地との間には大きな違いがあり、ゲームの進行と共に、景色が大きく入れ替わります。
相手の地や捕虜と自分の地や捕虜を交換する「フリカワリ」というテクニックもあります。

いずれにせよ、囲碁を極めようと思ったら奥の深いゲームです。

囲碁とはこんなゲームです。

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