ジブリ映画は世界トップクラスのファンタジー映画!スタジオジブリについて知ろう
皆さんは「ジブリ」という言葉を耳にしたことはありますか?知らない人も、Hayao Miyazakiやもののけ姫、千と千尋の神隠しという言葉は耳にしたことがあるという人が多いでしょう。日本だけでなく、世界でもトップクラスのアニメーション映画を製作していて、ベルリン国際映画祭の金熊賞や、アカデミー賞アニメーション部門を受賞するなど、輝かしい功績を残しているスタジオジブリについてお話しましょう。
東京都小平市にあるこの建物の中で、世界でも大絶賛されるアニメーションは作られています。スタジオジブリは、1985年に設立された映像の企画・製作をする会社です。
1986年に初の長編アニメーション作品である「天空の城ラピュタ」が公開されました。当時まだスタジオジブリの名が世間にあまり知られていなかったため、興行収入や動員数はあまり奮わず、ジブリ映画の中ではワースト作品となっています。しかしその後テレビ放送され、その素晴らしい内容や映像から、今ではジブリ映画の中でもトップ5に入るほどの人気作になりました。
その2年後には「となりのトトロ」と「火垂るの墓」が同時上映され、興行収入こそ奮わなかったものの、作品が評価され日本国内の数々の映画賞を受賞しました。「となりのトトロ」に出てくるトトロというキャラクターは、キャラクターの高感度ランキングで第2位に選ばれたこともあるほど、とても人気のあるキャラクターになりました。
その後も「魔女の宅急便」や「紅の豚」、「もののけ姫」などのヒット作を生み出しました。特に「もののけ姫」は製作日数3年の大作で、当時の日本映画の興行記録を塗り替えました。
そして2001年、「千と千尋の神隠し」が公開されました。この映画は記録的大ヒットとなり、興行収入第1位となりました。その記録は現在でも塗り替えられていません。日本国内で数々の賞を受賞し、日本国外でもアカデミー賞長編アニメ映画賞や、ベルリン国際映画賞の金熊賞
など、名だたる賞を受賞しました。
スタジオジブリを語る上で忘れてはならないのが、宮崎駿監督です。スタジオジブリ設立当時から数々の大ヒット映画を生み出してきました。その功績は数知れず、宮崎監督を尊敬し憧れる人も数多く、世界のHayao Miyazakiと呼ばれています。2013年に公開された「風立ちぬ」を最後に監督業を引退しましたが、現在はスタジオジブリの取締役兼、三鷹市立アニメーション美術館の館長をしています。
2001年には東京都三鷹市に三鷹の森ジブリ美術館が完成しました。完全予約制となっているため、開館当時はチケットの予約待ちが1年となることもあるほどの人気ぶりでした。館長を務めている宮崎駿監督。監督業は引退しましたが、現在も美術館に展示する作品の制作などを続けています。
ジブリの魅力が満載の美術館で、是非皆さんもジブリの世界を体感してみて下さい!
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Photo by Kentaro Ohno, Dick Thomas Johnson