日本のクラシックパンツ「ふんどし」
「ふんどし」は日本の伝統的な下着。
主に男性用の下着として使われていました。
元々、戦国時代は布が高価でしたから、戦死者の身分をふんどしの布で区別していたこともありますし、生地に使われる布は麻が主流でしたが、江戸時代には木綿を使うようになり、武士だけでなく一般市民にも広がっていったのです。
そして、第二次世界大戦までは日本人の成人男性の主な下着として使われていましたが、徐々に洋装化が進み、ブリーフやトランクスなどの新しい下着が出現するにつれ、ふんどしを履く人が少なくなっていったのです。
ふんどしには、いくつかのタイプがあります。
越中ふんどし
長さ100cm、幅34cmの布の両端に紐を付けたもの。
クラシックパンツ、サムライパンツとも呼ばれています。
もっこふんどし
長さ70cm、幅34cmの布の両端に紐を通したもの。
歌舞伎の女形は普段から着用しているようです。
六尺ふんどし
長さ180~300cm、幅16~34cmのさらしの布を使ったもの。
お祭りでよくみるTバックのふんどしですね。
ふんどしのメリットは何と言ってもゴムの締め付けが無く、自分で調節できること。
ちょっと食べ過ぎちゃっても平気ですし、病気などでお腹周りを手術した後でも大丈夫。
風通しも良いので、血液やリンパの流れも良くなり、とても健康的な下着なんです。
なんと最近では、若い日本人女性の間でふんどしの良さが見直されていることもあり、女性用のお洒落なふんどしもあるんです。
開放感はもちろん健康志向の女性にも人気なんだとか…。
一見、女性とは縁の無い物にも思えるふんどしですが、古くは「日本書紀」にも女性がふんどしを着用していた記述もあるんですよ。
一般的に販売されているふんどしの価格は、普通デザインであれば500~1500円程度、お洒落なデザインの物は1000~3000円程度で購入できるようです。
ものは試し!1着買ってこっそり穿いてみたらハマってしまうかもしれませんね。
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おしゃれなふんどし「SHAREFUN」
原宿にあるふんどし専門店のオンラインショップ。
吸水性、撥水性に優れ、臭いや雑菌の繁殖を抑えます。
汗をかきやすい就寝時にもピッタリ!