本物そっくり!「食品サンプル」
レストランやお店の前に陳列されている「食品サンプル」。
見ているだけでもお腹が空いてしまいそうなほどソックリに出来ていますよね。
実はこの食品サンプル、日本が発祥だったんです。
食品サンプルが発明されたのは大正末期から昭和初期の頃。
東京のデパートが食堂の混雑緩和と営業効率を上げるために、値段を付けた食品サンプルを階段の踊り場に置いたのが始まりと言われています。
100年以上の歴史があるんですね。
そして、こんなに集客効果があるのなら、これはビジネスチャンスだと感じ、多くの制作会社が腕を磨いた結果、日本の食品サンプルの技術はどんどん向上していったのです。
元々、手先が器用な日本人の「世界に誇る技術」ということなんですね。
最近では、海外からの人気が高く、アメリカから出版されている日本のガイドブックには食品サンプルについての記述があるそうです。
≪日本のレストランには、ショーケースにカラフルな食品サンプルが並んでいて、どういう食べ物があり、値段がいくらなのか分かるようになっています。その為、ウェイターやウェイトレスを呼んで自分が食べたい物を指差せば簡単に注文できます。≫
確かに、日本語が分からない人でも、サンプルを指差せば簡単に注文ができ、何が出てくるのか分からないという不安も解消されますね。
いかに美味しそうに見せてお客を呼び込むかといった宣伝方法の1つでもある食品サンプルは、日本人にとっては当たり前でも、海外からみると新たな衝撃の品だったんですね。
こういった店側の親切心も日本人らしい発想です。
日本土産にも、食品サンプルのストラップやミニチュアを購入する人も多く、アクセサリーや雑貨など面白いグッズも沢山あるんですよ。
中にはコレクションする人や、インテリアとして活用する人も…。
また、自分で食品サンプルを作ることができる体験コーナーを設けているお店も増えてきました。
是非1度、体験してみることをオススメします!
↓↓↓
食品サンプル作りが体験、購入できるお店
●さんぷる工房
天ぷら作り体験ができます。
ストラップやマグネットを販売。
●サンプルFAN FAN FAN
リアルサイズパフェ、ミニパフェ作り体験ができます。
また、ストラップやインテリアなどを送料無料で販売。
●元祖食品サンプル屋
昔ながらの蝋を使った食品サンプル作りが体験できます。
天ぷらやレタスなどテレビや動画で良く目にする作り方をしたいならここですね。