伝統的なものから新しいものまで…日本の有名な行事には何がある?

日本には年間を通して様々な行事があります。伝統的なものから新しいもの、全国的に有名なものからその地方独自のものまで、とてもたくさんあります。今回はそんな日本の様々な行事の中から、有名で人気のある5つをご紹介します!

1、夏祭り・花火大会・盆踊り
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日本の夏と言えばやっぱり夏祭りに花火大会、そして盆踊りですよね!すべて夏の行事なので一つにまとめました。これらが始まった由来は、農業の疲れを癒したり、死者を供養したり、豊作を願ったりと様々です。浴衣を着て、夏の涼しい夜風に吹かれながら、かき氷やリンゴ飴、金魚すくいや射的などの屋台が並ぶ参道を歩いたり…夜空に咲くきれいな花火を眺めたり…粋な音楽に合わせて皆で踊ったり…どれも夏の最高な思い出になります!

2、お月見
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お月見は旧暦の8月15日の夜に満月を見て楽しむ行事です。農作業が盛んだった昔は、夜間の作業の時に電気の代わりとなっていた月に感謝したり、農作物の豊作を願うために行われたと言われています。その際に、月見団子と呼ばれるお団子やススキなどをお供えし、月を鑑賞しました。

3、お正月
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年の一番初めに昨年を無事に過ごせたこと、新年を無事に迎えられたことを祝う行事です。門松や鏡餅などの正月飾りをし、正月料理を食べて盛大にお祝いします。正月料理の一つである「おせち」は特に有名ですね。おせち料理はそれぞれに意味が有り、それらが全て縁起の良い意味を持ちます。そしてそれらを重箱に詰めて重ねて出されるのですが、これには「めでたさを重ねる」という意味があります。

4、成人の日
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世界各国にも成人を迎え、お祝いする行事がありますが、それぞれ年齢はバラバラですよね。日本は20歳になった若者たちを新成人としてお祝いします。1月の第二月曜日が成人の日となっていて、国民の休日にもなっています。女性は振袖(ふりそで)と呼ばれる未婚の女性が着る袖の長い着物を、男性は袴(はかま)と呼ばれる着物の上から下半身の部分だけ覆うように着る衣服を身につけて、地域ごとの式典に参加します。最近はスーツで参加する男性も増えています。

5、バレンタインデー・ホワイトデー
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バレンタインデーは2月14日、ホワイトデーは3月14日に行われます。日本発祥の行事ではありませんが、日本はバレンタインデーに女性が男性にチョコレートをプレゼントし、ホワイトデーに男性がそのお返しをするという独自の行事になっています。いまや、数ある行事の中でも1位2位を争う人気で、バレンタインデー・ホワイトデー市場は約1800億円に上ります。最近は女性から男性に渡すだけでなく、「友チョコ」と呼ばれる女性同士でチョコレートや手作りのお菓子を渡すのも流行っています。

Photo by Fabian Reus, ぽん太, unic, きなこもち, Dick Thomas Johnson, acworks

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