日本で初めて世界遺産に登録された「姫路城」へ行ってみよう!
現在、日本にはたくさんの世界文化遺産に登録された場所があります。記憶に新しいところだと2013年に富士山が登録されました。そんな数多くの世界文化遺産の中でも日本で初めて登録された場所をご存知でしょうか?
それは兵庫県にある「姫路城(ひめじじょう)」です。1993年に奈良県の法隆寺とともに日本で初めての世界文化遺産に登録されました。姫路城は日本の国宝にも指定されています。シラサギが羽を広げたような広げたような真っ白な美しい姿から「白鷺城(しらさぎじょう・はくろじょう)」の愛称で親しまれています。
姫路城が世界文化遺産に登録されたのは、
・美的完成度が我が国の木造建築の最高の位置にあり、世界的にも他に類のない優れたものであること。
・土木建築物が良好に保存され、防御に工夫した日本独自の城郭の構造を最も示した城であること。
この二点が評価されたからです。
昭和39年に解体復元工事が行われてから45年が過ぎ、傷みや汚れが激しくなってきたため、2009年から”平成の大修理”と呼ばれる大規模な修理を行いました。屋根の瓦をふき替え、壁を塗り直すなど、6年かけて行われた大修理が2015年に終了しました。大修理が終わり公開された姫路城の白さは見事で、「真っ白すぎる!」と話題になった程です。屋根の瓦の間や壁に漆喰と呼ばれる石灰を塗っていることから、この白さこそが城本来の色なんだそうです。全国的にも漆喰を屋根にまで塗っているのは珍しく、これこそが白鷺城の云われではないかと言われています。間近で見る姫路城の白さと美しさには圧倒すること間違いないですよ!数年後には徐々に黒味を帯びて落ち着いた白になってくるそうです。
城内を見学する際に便利なのが、「姫路城大発見アプリ」です!城内の指定のスポットでスマートフォンやタブレット端末をかざすと、ARやCGを活用した動画や写真とともに詳しい解説が見られます。これから姫路城に行かれる方は是非ダウンロードしてみて下さいね!
もっと姫路城について知ろう!
姫路城公式ホームページ
姫路観光ナビ ひめのみち
[map addr=”姫路城” width=”600px” height=”400px”]
Photo by ポンデント嵐山, みのやん